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  3. 2011年6月

梅雨といえば・・・

2011.06.27

みなさん何を思い浮かべますか?

家の近所に咲いていたので思わず足を止めてパチリと撮ったこの1枚。綺麗な紫色をした紫陽花(あじさい)です。

この紫陽花ですが、語源は藍色の小花が集まるという意味の「あづさあい(集真藍)」が変化したものと言われており、咲き始めから色が変化することから「七変化」とも呼ばれています。

土壌のpH(酸性度)や開花後の日数等により、花の色が青や赤に変化することで有名ですね。ちなみに葉や花には解熱作用があり、生薬としても用いることが出来るそうです。

azisai23・6・27.jpg

雨の中でこそ鮮やかに映える花というのも実に風情がある気がします。

気分が滅入りがちな季節ですが四季折々の景色、楽しみながら生活していきたいですね。

                                                        東京営業所 N・K

 

『ツキ板』

2011.06.17

tukiita23・6・15-2.jpg家具メ―カ―は日々当たり前のようにツキ板を加工して製品を作っております。

そもそもツキ板とは何なのでしょうか?

ツキ板のツキとは、旧来の手工具による製作方法に由来し、木を突く(強く押して削り出す)という意味であります。

原材料は国内および世界各国の天然木で、銘木の木目を生かし、通常0.1~0.3mm(用途によってはもっと厚い物も有)に薄く削いだものをツキ板と言います。

また、下地材(ベニヤ板)の上に化粧を施す意味でツキ板を合わせて1枚の板にし、家具や建築物の内装、楽器などの装飾表面材として広く使用されていることから「天然木化粧板」とも言われております。

ツキ板の魅力は、まず何と言っても自然のままの美しい木目です。一つ一つに個性、表情があり同じものはありません。天然木だからこそ木特有の温度調節機能があったり、また重さや耐久性、狂いの無さを計算して作られた下地材に貼り合わせることで無垢材より軽量で扱いやすいという利点もあります。

家具業界はある部分では昔も今も本物指向で、無垢材がもてはやされてる感がありますが、ツキ板も天然木製品には変わりありません。魅力をもっとアピールしても良いのではないでしょうか。

また業界以外ではあまり知られていない事ですが、ツキ板加工の切削技術におきまして日本は世界有数の技術力を保有しております。

『弁柄』

2011.06.02

bengara23・6・2b.jpgベンガラ 『弁柄』 ・・・オランダ語Bengala

5月の新作発表展示会におきましてベンガラを使用した製品が何点かありました。今回はこの「ベンガラ」についての話を少々。

顔料「ベンガラ」は岡山県高梁市成羽町吸屋の特産物として全国唯一の生産地であり、その成分は酸化第二鉄を主成分とする無機赤色顔料の一種で人類が使用した最古の顔料とされ、またベンガラの語源はインドのベンガール地方に酸化鉄が多く産出し、これが日本に流入してきたところから俗に「ベンガラニッチ」略して「ベンガラ」になったと言われています。

特徴は、着色力・陰蔽力が大きく耐熱・耐水・耐光・耐酸性・耐アルカリ性といずれにも優れ、無毒無害で人体にも安全な為(地球上の生物に無害の酸化鉄顔料)非常に用途は多く、欠点といえば彩度が低いくらいです。

用途は、高級なものとして陶磁器の模様書き(九谷・伊万里・薩摩等)をはじめ漆器(讃岐・輪島等)の塗料など。

一般的には各種建材用塗料・道路の着色・防錆・合成樹脂・絵具クレヨン・印刷インキ・化粧品・レンズ磨き・科学工業触媒・鋳造・農薬・飼料・製紙・溶接棒用などなど、非常に広範囲にわたって使用されています。

当社では創業以来、この独特の風合いを持つベンガラ「弁柄」顔料を漆と混ぜ合わせまして、製品に塗って使用しております。

 

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